食事療法と運動療法について、骨粗鬆症治療に用いられる内容を調べました。
このページでは、骨粗鬆症の治療方法として食事療法と運動療法について説明します。
食事療法でメインになるのは、カルシウムの多い食品を摂ることです。また、カルシウムの吸収を促す栄養素(ビタミンDやビタミンK)を効率良く取り入れるなど複合的に行います。
■カルシウムを多く含む食品
牛乳や乳製品、大豆製品(豆腐/納豆)、小魚、小松菜、チンゲン菜などが挙げられます。
特に乳製品のカルシウムは、他の食品とくらべ吸収率がとても高いので積極的に取り入れたい食品。牛乳・ヨーグルトなら、1日に200ccは摂りたいものです。
■ビタミンD
カルシウムの吸収を促進するビタミンDは、ぜひともカルシウムと一緒に摂りたいもの。
サケ、ウナギ、サンマ、メカジキ、イサキ、カレイ、シイタケ、キクラゲなどに多く含まれています。
■ビタミンK
ビタミンKは、カルシウムが骨から流出するのを抑える働きがあります。
ビタミンD同様、カルシウムが骨として取り込まれるのを促す働きもあるのでこちらもカルシウムと一緒に摂りたいですね。納豆、ホウレン草、小松菜、ニラ、ブロッコリー、サニーレタス、キャベツなどに含まれています。
牛乳や小魚などカルシウムの多い食品や強化食品などを積極的に食べる事はもちろんですが、吸収を妨げるアルコールやリンを含む食品(インスタント食品、スナック菓子など)を食べ過ぎないよう気をつけましょう。
骨密度を低下させないためにも運動は欠かせません。
慢性的な運動不足は骨密度を低下させてしまいます。骨に負担(力)がかかる事で、骨は強くなると言われていますが激しい運動は必要ありません。
ですが、運動が良いからといって骨粗鬆症の人が激しい運動をして、骨折してしまうこともありますので、注意が必要です。
ウォーキングや、ジョギング、エアロビクスなどが骨密度の低下を防ぐのに有効です。ただ、日常生活でも手軽にできる散歩やなるべく階段を使う、自転車に乗るなどから気軽に始めましょう。
運動量を少しでも増やすことで、効果がありますので無理をしない運動を心がけて下さい。
【免責事項】
このサイトは2013年4月時点の調査をもとに制作しております。
本サイトで紹介している保険適用外の治療(骨粗鬆症の治療)は、全額自己負担となります。
症状・治療法・クリニックにより、費用や治療回数・期間は変動しますので、詳しくは直接クリニックへご相談ください。
治療の副作用や治療によるリスクはそれぞれ異なります。
治療法によっては、吐き気、胃痛、更年期障害の悪化、顎骨の壊死といった副作用を引き起こすおそれがあります。
不明な点や不安な点は、各クリニックに相談することをおすすめします。